デリケートゾーンの臭い…その3つの原因と対策方法

デリケートゾーンの臭いが気になる場合、考えられる原因はいくつかあり、対処法もそれぞれ異なってきます。
では、その原因にはどういったものがあるのでしょうか。

デリケートゾーンの香りケアグッズ第1位はこちら

原因1.雑菌の繁殖によるもの

これが一番多い原因だと言われています。
ショーツは通気性が良くなく、またストッキングやタイツなどで締め付けられており、熱がこもりやすい状態にあります。
それに加えて、おりものや汗、尿、生理中ならば経血によって多湿になり、雑菌が繁殖しやすい環境になって、臭いが発生するのです。

対策としては、まず日常的にしっかりとお風呂場でケアをすること。
デリケートゾーン専用の石鹸もありますので、そういったもので、皮脂などの汚れをしっかり落としましょう。
ただし洗い過ぎてしまうと、良い菌まで殺してしまい、逆に雑菌がはびこる原因となってしまいますので、その点は注意が必要です。
また、おりものシートを使う、ナプキンをこまめに取り換えるといった心がけや、通気性の良いショーツ(シルクやコットンのような天然素材のものが良いと言われています)を履くことで、ある程度の対策はできます。
ただ、それでも汚れは付着していきますし、特に夏場になると汗をかく分にはどうしようもありません。
そういった部分をカバーするために、デリケートゾーン専用のケア製品を使うという選択肢があります。
拭き取りシートやクリーム、シュッと一吹きで臭い対策ができるスプレー型の商品などがありますので、自分のライフスタイルに合った商品を探してみるといいでしょう。

原因2.体質の問題

中には、元々デリケートゾーンの臭いが強くなりやすい体質の人がいます。
およそ日本人女性の10人に1人居るとされていて、「外陰部臭症」という医学的な名前もつけられています。(通称は「すそわきが」で、これについては他のコラムで詳しく説明しています)
生活習慣や食生活などをどれだけ気をつけても臭いが抑えられないという方は、その体質である可能性もあります。
どうしても臭いが気になるあまり、日常生活を送るのに支障をきたしているような場合、一度婦人科に行ってみることをオススメします。

対策としては、外科的手術でそもそもの原因となっているデリケートゾーンのアポクリン腺を取ってしまうというものが根源的な手段です。
しかし手術にはお金がかかる上に、アポクリン腺の取り残しなどで、症状が再発してしまうことがあり、リスクは決して小さいとは言えないでしょう。
ただ、どうしても気になる場合、取れるべき方法のひとつではあります。

手術以外の方法では、日常的なケアが中心となります。
食生活の観点では、めかぶやもずくに含まれるぬるぬるした成分(フコイダン)には、臭いの元を包み込んで体外に排出する効果があるそうなので、積極的に摂るようにするといいかもしれません。
デリケートゾーンを清潔に保つよう心掛けることはもちろん大切ですが、ただ、このケースは体質の問題なので、消臭ができるケアグッズを使うことが効果的だと考えられるでしょう。

原因3.何らかの婦人系の問題

臭いが急にきつくなったような場合、デリケートゾーンに何らかのトラブルが起こっている可能性があります。
デリケートゾーンの臭いの他には、おりものの色や量、形質などが普段と違っている場合は特に注意すべきでしょう。
デリケートゾーンの痛みや痒みなどがある場合も、すぐに婦人科で診てもらうべきです。
放っておくと改善されるまでに長期間を要することや、もっと重大な問題にまで至ってしまうこともありますので、早め早めの対処を心がけましょう。

まとめ

ここまでデリケートゾーンの臭いの原因についてまとめてきました。
ほとんどの場合、デリケートゾーンを清潔に保つ心がけと、専用のアイテムによるケアで改善が見込めると考えられるでしょう。
しかし、中にはそれでも上手く行かない場合があります。
そのときは、重大な問題が潜んでいる可能性があるため、なるべく早めに婦人科を受診するようにしましょう。

デリケートゾーンの香りケアグッズ第1位はこちら